快楽亭ブラック 〜 映画・芝居・競馬ときどき落語

孤高の落語家にしてディープな日本映画評論家・快楽亭ブラックの情報を発信するブログです

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  1. 2017/12/31(日) 09:00:00|
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17年5月2日

あすからのゴールデンウィーク3連戦。
3日で15席の為にいつもの6:40の高速バスで大阪へ。

定宿の東横イン通天閣前にチェックインして新世界東映で2本立。

「瞼の母」
長谷川伸の名作を加藤泰が細やかに描いた日本映画遺産の1本。
中村錦之助・小暮実千代は言うに及ばず、山形勲・原健策の悪役まで人間性がしっかり描かれ、酔っ払い・星十郎の演技は名人芸。
木下忠司の音楽が胸にしみる。

「女囚さそり・701号恨み節」
梶芽衣子のヒットシリーズ4作目。
1作目は作品その物に力があったが、シリーズ最終作の本作は梶芽衣子を美しく見せるだけのスター映画になり下がった。
  1. 2017/05/02(火) 22:15:39|
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17年5月1日

去年見逃した新作で唯一気になっていた映画が早稲田松竹で上映しているので、何十年振りに行ってみた。

「湯を沸かすほどの熱い愛」
余命2カ月の銭湯の女将、宮沢りえの終活ドラマ。
ラストで感動つるべ打ちとなる。
日本映画の良心ここにあり。
去年中に見ていたらベスト1にしていたかもしれない。
これ程志を持ったマジメな映画を、あざといの一言で否定する荒井晴彦&寺脇研は如何なものか。

それからラピュタ阿佐ヶ谷で東宝文芸映画特集&レイトショーのホラー映画特集を1本ずつ。

「慕情の人」
原節子と三橋達也の大人の恋を、原の義妹白川由美が邪魔するメロドラマ。
見ていてイライラする。

「吸血鬼ゴケミドロ」
子供の頃見て「マタンゴ」と並んで怖かったSFホラーの傑作。
テロと戦争に明け暮れる世界はこの映画が作られた49年前も今も変わっていない。
吸血宇宙人が襲ってくるぞ!
  1. 2017/05/01(月) 22:09:11|
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17年4月30日

天皇賞
痴かし師匠とWINS浅草エクセル席で観戦。
ここはもうキタサンブラックとサトノダイヤモンドが抜けているだろう。
いくら買うかが勝負だと馬連&ワイドをドドドーンと買う。

キタサンブラックは2番手から堂々と先頭に立つも、サトノダイヤモンドが好位から伸びそうで伸びない菊花賞のディマジェステイ状態。それでもゴール前でなんとか3着に上ってくれ大負けをせず、ちょい損ですんだのは何よりでした。

痴かし師匠と大和で残念会。
焼肉を暴れ喰いしたら夜中に下痢ピーになり、ついてない1日でした。
  1. 2017/04/30(日) 20:57:18|
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17年4月29日

毎月最終土曜日は上野広小路亭での毒演会だが、4月は5月5日のヨーロー堂の会に喰われて不入り続きだ。
そこで去年から企画物の会をやる事にした。
去年はブラ坊の二ツ目昇進の会。
今年は花形演芸会なのだ。

「お血脈」
客席に桂宮治ファンが多く、坂本頼光の「サザザさん」で引いていた。
ブラックワールドを全開するとえらい目に遭いそうなのでおとなしく古典のこのネタで勝負。
大受けしたので良かったね。
  1. 2017/04/29(土) 19:55:02|
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17年4月28日

新文芸坐通いの最終日。

「木乃伊の恋」
TV「恐怖劇場アンバランス」の1篇。
劇中劇の部分は艶笑落語のようで面白いが、肝心のストーリーが訳がわからん。

「穴の牙」
これもTVの1時間ドラマ。
藤田まことの刑事が射殺した原田芳雄の幽霊に悩まされ…。
落ちが決まらずつまらん。

「らぶれたあ」
フランク永井のヒット曲を映画化した歌謡ドラマ。
登場人物がたった4人でプロモーションビデオみたい。
  1. 2017/04/28(金) 19:51:43|
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17年4月27日

新文芸坐通い3日目。

「俺に賭けた奴ら」
和田浩治主演のボクシング映画。
試合1週間前にボクサーが足首を捻挫してもトレーナーは医者に行かせず、試合当日まで治らずビッコを引いて出場、ボコボコにされてTKO負けを願うもトレーナーは聞かず試合続行を強制したり、東洋タイトルマッチのリングサイドでやくざが発砲しても平然と試合が続けられたりと、ありえない展開のトンデモボクシング映画。

「その護送車を狙え」
去年、ラピュタ阿佐ヶ谷のモーニングショー、渡辺美佐子特集で見たばかりだが、何度見ても犯人が護送車を狙ったか理解できないのは、退屈で途中で眠っちゃうから?

  1. 2017/04/27(木) 19:46:22|
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17年4月26日

今日も新文芸坐で2本立。

「青い乳房」
ブレイクする前の小林旭主演の不良少年物。
物語も演技も演出も青臭く見ていて気恥ずかしくなる中、名女優高橋とよが出てくると救われる。

「すべてが狂っている」
こちらは川地民夫主演の不良少年物。
単純明快でスカッとするアクション映画との2本立なら良いが、陰々滅々な不良少年物2本立は見ていてつらい。
  1. 2017/04/26(水) 19:41:33|
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17年4月25日

今週は新文芸坐の鈴木清順特集に通う予定。
実のところ鈴木清順は好きな監督ではないのだが、今回の特集はあっしの未見の作品が多いのだ。

「暗黒の旅券」
葉山良二主演のミステリー、新妻役・沢たまきが若い。
葉山の親分役・岡田真澄が死ぬシーンでの顔がE.H.エリックそっくり。
つーか、事情があって岡田が出られなくなり兄のエリックが代演したんじゃないの。
当時の日本映画って結構いい加減だから。

「裸女と拳銃」
こちらは水島道太郎主演のサスペンス。
水島先生は晩年浅草に住んであっしともよく飲んだっけ。

2作品共平均点以上の出来だが、特に作家性を感じない。
プログラム・ピクチャーを普通にこなす職人監督というイメージだ。
  1. 2017/04/25(火) 19:36:15|
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17年4月24日

週末からの風邪が抜けない上に、目までおかしくなってきた。
充血して痒く、涙が止まらない。

飯島眼科に行ったが先生「これは酷いですね」というだけで病名を教えてくれない。
薬を3種類出したので明後日には効いてくるでしょうだってさ…。


夜は道楽亭で女流講釈師、田辺銀冶との会。

「井戸の茶碗」
声を出してみていつもの自分の声とまったく違うのにびっくり。
ネタは今まで演っていたのより更に話を壊してみた。
演っていて楽しかった。
当分演り続けよう。

「聖水番屋」
こちらは体調不良を感じさせないように勤めることが出来た。
但し落語を演るだけで精一杯。

高座が終わると逃げるように帰って打ち上げに参加せず。
ひたすら体を休める。
  1. 2017/04/24(月) 19:27:29|
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17年4月23日

昨日の雨が止んで晴天、見たい映画がないとあれば競馬場へ行くところだが、来週の天皇賞までに無駄遣いしたくない。

つー訳で一日中家にいるという、売れない落語家の日常パターンでした。
  1. 2017/04/24(月) 19:25:03|
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17年4月22日

福島牝馬S
武豊は地方ファンを大切にする。
だから彼が地方競馬場の統一重賞に出たり、JRA裏開催の重賞に出た時の連対率は高い。

そんな武豊が5年振りに春の福島競馬に登場とあればさぞかし自信があるんだろうと、クインズミラーグロの単複を買う。
クインズミラーグロ後方から直線伸びるも一息足らずに3着。
1.4倍では当たっても少し損。
  1. 2017/04/22(土) 18:56:50|
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17年4月21日

「夢幻恋双紙・赤目の転生」
赤坂歌舞伎はこれまで絶対に受ける演目を公演していたが、今回は初の新作ネタおろし。

これが見事にハズレ。
エンタテイメントじゃんくて、楽しくないんだもの。去年のコクーン歌舞伎「四谷怪談・南番」も酷かったし、チーム中村屋の迷走はどこまで続くのだろう。

早くエンタメ路線に戻ってくれーッ!
  1. 2017/04/21(金) 18:55:39|
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17年4月20日

今日もシネマヴェーラ渋谷。

「やくざ戦争・日本の首領」
佐分利信が日本の首領で鶴田浩二がその若頭。
シリーズ3部作では1作目の本作が一番良いが、本当は首領・鶴田浩二、若頭・高倉健で企画されていたという。
実現したらどれだけ凄い作品になっていたか。

「日本の黒幕」
公開時に見てともかくつまらなかった記憶があるが、38年経った今見てもつまらない。
 当初は大島渚監督の筈だったという。
もし実現したら、もうちょっとマシだったんだろうか?
  1. 2017/04/20(木) 18:54:19|
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17年4月19日

今日もシネマヴェーラ渋谷で2本。

「日本暴力列島・京阪神殺しの軍団」
 組長以下組員のほとんどが在日朝鮮韓国人だったという山口組柳川組をモデルにした作品で小林旭主演。
惜しいのは山口組本部から鉄砲玉として便利に使われるのが在日差別だったというのを遠回しにしか描いていない事だ。
そこを正面から描いたら衝撃の問題作になっただろうに。

「暴動島根刑務所」
 松方弘樹の脱獄囚3部作の2作目。
公開時はぶっちぎりで本作が面白いと思ったが、今回見直してみるとそうでもない。
公開時はきっと松方弘樹と北大路欣也の久し振りの競演に心踊ったんだろうね。
  1. 2017/04/19(水) 18:52:39|
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17年4月18日

シネマヴェーラ渋谷で2本立。

「沖縄十年戦争」
 「沖縄やくざ戦争」の好評を受けて作られた作品。
藤田まこと、佐藤充、新藤恵美、加藤嘉、山田隆夫といった実録路線には珍しい顔が揃うも、噺がウェット過ぎて盛り上がらず。

「北陸代理戦争」
この映画が原因で主人公のモデルになったやくざが対立組織によって殺されてしまったというおっとろしい映画。
松方弘樹がともかく格好良い。
西村晃、ハナ肇の北陸やくざ、野川由美子、高橋洋子の北陸の女も好演でこれも実録やくざ映画の傑作だ。


それから歌舞伎座夜の部へ。

「傾城反魂香」
 吉右衛門の又平は入魂の演技で正に名人芸。
それに菊之助のおとくがよく付いていって好演。菊之助にとって名優、吉右衛門との共演は貴重な経験で、10年後、20年後が楽しみ。
菊之助の成長、八代目菊五郎襲名をしっかり見届けなくては。

「帯屋」
壱太郎の丁稚長吉が去年の正月の松竹座に比べてグンと良くなったのは、染五郎の儀兵衛のせいだ。「熊谷陣屋」の義経は元気のなかった染五郎だが、この芝居の悪役を気持ち良さそうに演じていて、見ているこっちまで楽しくなる。

「奴道成寺」
今月はマジメに古典歌舞伎の女形を勉強している猿之助の踊り、さすがに澤瀉屋らしく汎出であきさせない。
珍しく女形の右若が坊主役で出演も楽しかった。
  1. 2017/04/18(火) 18:49:58|
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17年4月17日

 歌舞伎座昼の部を観劇。

「醍醐の花見」
中村鴈治郎の豊臣秀吉が花見をしていると尾上松也の豊臣秀次の亡霊が出てという新作舞踊。
どうってことなし。

「伊勢音頭恋寝刃」
市川染五郎初役の福岡貢も良いが、猿之助の万野が素晴らしい。
萬次郎お鹿は面白くない。
この役は左団次、鴈治郎、又五郎あたりが演ったら面白くなるのに。

「熊谷陣屋」
幸四郎の熊谷はもちろん良く、ここでも猿之助が相模を神妙に勤めているのに好感が持てる。
染五郎の義経は「伊勢音頭」でエネルギーを使い果たしたか元気がない。
 

終演後は渋谷の吾照里で田崎場長、巨乳悪女と新年度会。
田崎様、ご馳走様でした。
  1. 2017/04/17(月) 18:47:49|
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17年4月16日

「沖縄やくざ戦争」 シネマヴェーラ渋谷
実録やくざ路線の傑作の1本。
松方弘樹の沖縄やくざ、千葉真一のその兄貴分で武闘派のイケイケやくざ、その千葉の私刑を受けペンチでペニスを切断されるやくざ、室田日出男等、誰もが熱過ぎる男のドラマだ。

さつき賞
贔屓の競馬記者、佐藤洋一郎がファンディーナを伝説の名馬クリフジ級と言っていたので、その相馬眼に賭けてみる事にした。いつもは単複だが今回は複勝だけを買って応援も好位から直線伸びずに7着。
牡馬の壁は厚かったか。
佐藤洋一郎がファンディーナをクリフジ級と言った時、確かにフラワーCはイヤになる程強かったけど、クリフジ程強くはないだろうと思った第一印象を大事にすれば良かったね、反省!
  1. 2017/04/16(日) 18:46:26|
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17年4月15日

昨年末の中山大障害を痴かし師匠が中山競馬場のゴンドラ席で見たと聞いて本当にうらやましかった。
春の中山グランドジャンプと暮の中山大障害をゴンドラ席で見るのは、競馬通にとって最高の楽しみなのだから。
そこで今日の中山グランドジャンプ、ゴンドラ席で生観戦しようと痴かし師匠と出掛けた。

アンタレスS
強い4才馬、グレッツェンドの単複を買うも58キロの重量が応えたか行き足つかず後方から直線でも何の見せ場も無い大惨敗。

中山グランドジャンプ
障害最強馬オジュウチョウサンが出走してきたから逆らえない。
単複を勝ったらムチをまるで使わずの大楽勝。暮の中山大障害も貰ったね。

夜は神保町らくごカフェで毒演会。

「三味線栗毛」
東京のお客さんが一番あっしのセンスとピタッと合う。
ホームに戻ってきた感じ。
人情噺を面白く語る事ができて満足の出来。

「お見立て」
客席のジャマ崎に当てつけるマクラを振ったが当人に応えたかどうか。
ネタは三演回でやっとなんとかなったかなって感じ。

「真田小僧」
大須演芸場をメインにしていた頃は年間で一番多く口演していたが、今のように毒演会をメインにしていると口演する機会がないので、今日はネタの虫干しのつもり。
安定の出来、我ながら巧くて面白い。

「抜けマラ」
最後はマジメに古典をやった自分への照れ隠しにおバカな下ネタを。
ネタとしては満足も、マクラに失敗した。
  1. 2017/04/15(土) 18:44:16|
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17年4月14日

「山口組三代目」
高倉健が山口組三代目、田岡一雄を演じヒットした。
健さんがまだ労働者だった頃と、山口組の幹部になった後と、新開地の映画館の看板が変わっていない。
同じ映画が何度も上映されているわけがないだろう。
手抜きだ。

「三代目襲名」
「山口組三代目」シリーズ2作目で昭和24年までが描かれる。
シリーズはまだまだ続く筈だったが、警察からの圧力でこれで中止となったのは残念だ。
  1. 2017/04/14(金) 18:41:51|
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二代目快楽亭ブラック

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『歌舞伎はこう見ろ!―椿説歌舞伎観劇談義』
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