快楽亭ブラックの出直しブログ

孤高の落語家にしてディープな日本映画評論家・快楽亭ブラック師匠の情報を発信するブログです

06年4月30日

 ヒデジロウとのデートの日だが、この足ではいかんともしがたく、数日前にキャンセルした。その時の前妻、例によって薄情。「わかった、ヒデジロウにそう伝えとくわ」。どこが悪いとか、大丈夫とか一切なしだもんね。

 天皇賞は昨日、前売でディープインパクトからリンカーンの馬単7−11を2万1千、ワイド7−11を4万2千買っておいたので、今日は一日家にいることにした。あっ、昨日の青葉賞は1着、5着で負けました。

 スカパーで「社長学ABC」「続社長学ABC」を見るも、昨夜痛くてあまり眠れなかったので眠ってしまう。

 洗濯物がどっさりたまってしまったので近所のコインランドリーで洗濯。天皇賞、ディープ強いねえ。馬券も当って何よりでした。近くの銭湯へ行く。風呂も久し振りだ。

 買い物に行くのも食事に行くのもつらいので冷蔵庫にあるマルちゃんの焼そばで喰いつなぐ。いつになったら健常者に戻れるのかねえ。
  1. 2006/04/30(日) 23:46:22|
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06年4月29日

 6時30分にホテルを出る。いわみ先生も早起きして京都駅まで見送ってくれる。いい奴だねえ。7時9分ののぞみ、朝飯は駅弁のタケノコご飯。9時30分東京着、タクシーで帰って毒演会の仕度。荷物が多いので梅山君にタクシーで迎えに来てもらって浅草へ。

 ウインズで青葉賞4−6、馬連4千、ワイド8千買って戻ればお客さん長蛇の列。今日も正座が出来ないので椅子にテーブルで演る。

 50日振りの毒演会なので近況報告をたっぷり語り、一席目は「権助魚」。立川流をやめてからこんな普通の古典を演る機会がめっきり減って、演っていて懐かしかった。二席目は「オナニー指南」、最近のお気に入りネタだ。

 仲入り後はCD録音用の二席。まずは「朝鮮人の恩返し」、そして「マラ無し芳一」。二席ともまあまあの出来。足が痛いので打ち上げはよそうかと思ったが、脚本家の西田直子先生に来られたらそのまま帰せない。照さんちで打ち上げも例によって何も喰わずに帰る。
  1. 2006/04/29(土) 23:43:16|
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06年4月28日

 本当は朝7時の新幹線に乗り一仕事すませて友人のイラストレーター、中西らつ子展をいきなり襲って彼女を驚かせ、それから京都へ行って醍醐寺で薪歌舞伎を見る予定だった。But、左足痛でそれどころではない。大阪のスケジュールを飛ばして朝イチで永寿総合病院へ行った。膝に水が溜っていると自己申告すると今日の先生、「まずレントゲンを撮ってください。それを見て処置しましょう」。Oh、なんと医者らしいその言葉。この間の先生とは大違いだ。

 レントゲンの結果、膝の骨には異常なし、針で水を抜いた。いや痛いのなんのって。かなり水が溜っていたようだ。水を抜いてもまだよく曲らないので、ひょっとしたら半月板がおかしくなっているかもしれないとのこと。

 13日にMRI(またかよ)を撮って、その結果によっては手術するかもしれないそうだ。

 前回、17日にこの病院へ来た時の先生がちゃんと調べてくれたらこんなひどくはならなかったのに。昨日ラピュタで見損なった岩下志麻の「あかね雲」を返せ!

 痛み止めと湿布を貰って12時6分の新幹線へ、今日の駅弁は豚照り焼き丼、ご飯に甘いタレがたっぷりかかっていて結構でした。

 京都第2タワーホテルは駅の真横でまことに便利。チェックインして明日の競馬予想(先日いまにし亭と安達先生にハズしてばっかりと馬鹿にされたからそろそろ当てないとね)と原稿書き。4時40分にいわみせいじ先生、5時に市原栄光堂来る。栄光堂に車で醍醐寺まで送ってもらおうと思ったら、自転車で来たので断念、いわみ先生とタクシーで醍醐寺へ。タクシー代3050円也。

 会場は国宝の金堂前、そこまでの道が身障者にはきつかった。道中、40代の白人男が着物姿で、芸妓を2人連れて歩いているのを発見。偉いね、毛唐の鑑だ。こっちは芸妓どころか売れない漫画家が連れじゃあしまらない。

 まずはお坊さんたちによる散華から始まり、中村富十郎の口上はなんと勧進帳の読み上げのおまけつき。これだけで元を取った気分。

 正面に金堂、後ろに五重塔。国宝にはさまれた舞台で人間国宝の至芸を見る。死んでもいいぞ。野外での勧進帳の読み上げは、長唄の文句の通り「天にも響けと読み上げたり」で、あっしの大向うも力が入った。

 それから橋之助、孝太郎、愛之助の新作舞踊。橋之助の歌舞伎顔がこの舞台では映える。

 火入れ、声明の後に「船弁慶」。ところが富十郎の静御前を見て平知盛の幽霊の出の前に帰ってゆく客が多いのにあきれた。義理で来ているのか。日本一の至芸、しかももう二度と演じることはないであろう芸なのに、この馬鹿共に腹が立つ。だったら見に来んなよ。

 天王寺屋の知盛は例によって本当に幽界に入ったよう。芸技神に入るとは正にこの事だ。

 但し引っ込みは年のせいなのか、能を意識した新しい演り方か、いつもの迫力あるそれではなかった。それにしても寒い(ホカロンと膝掛けのサービスはあったが)。来年はここで天王寺屋の「勧進帳」をちゃんとやってほしいものだ。

 いわみ先生の友人のお坊さんにタクシーを一台分けてもらい、三条のAB'Sワイワイ亭、この間大騒動の落語会をやった店へ。店長、あっしの顔を見てプッと吹き出した。

 ハモ、タケノコの天ぷら、地鶏の釜飯で一杯。店長に「足どうしたんですか?」と聞かれたので「右翼に襲われボコボコにされた」と言ったら「あんな落語を演ってればねえ」と信じられちゃったよ。いわみ先生もホテルに泊る。(部屋は違うよ)
  1. 2006/04/28(金) 23:38:35|
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06年4月27日

 いよいよ左足がシャレにならない程動かなくなった。トイレへ行くのに杖を使う始末だ。

 どのくらいひどいかというと、ラピュタ阿佐ヶ谷のモーニングショーに行くのをあきらめた。この映画好きのあっしが映画を見ない決断をしたくらいだから察してくれたまえ。

 でも阿佐ヶ谷へは明日の京都行きのチケットを取りに行かなければならないんだけどね。

 やばい、便意が。我が家は和式だぞ。とてもじゃないがしゃがめない。どうしよう。エーイ、立ちグソだ。オシッコの時より少しだけ前へ出て力んでみる。Oh、見事に落下した。あっしって立ちグソの名人?

 お昼に家を出てタクシーで西日暮里へ、階段の昇降がつらいので山手線を反対回りで新宿へ。中央線への乗りかえが楽なのだ。郵便局で横浜の新星堂へCDを送り、旅行会社でキップを貰うも前回は計算ミスだとかで1400円払わされた。計33300円、新幹線ホテル代込みとはいえ、これではあまり安くないじゃん。

 中野へ行き雪椿でヘルシーな昼食をとり、洋泉社大矢と待ち合わせ契約書を貰う。それから帰り寝たきり中年。日に日に悪くなる一方で、いつよくなるかわからんのが精神的によろしくないねえ。
  1. 2006/04/27(木) 23:31:29|
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06年4月26日

 銀行へ行き、滞納している健保の分割払い、かわら版の広告代、山田洋次寄席のビデオ制作費の分割払いをまとめて振り込んだら一気に金がなくなった。それより銀行までの道の遠いのなんのって。チャリならすぐなのにね。

 三ノ輪からバスで千石へ。東京厨房で和風ハンバーグ定食を食べ三百人劇場、「ひばり・橋の 花と喧嘩」。オープニングでひばりを写し、それから橋を写して題名ってあまりにもベタ過ぎやせんかえ。橋幸夫の飯岡助五郎の十二代目と美空ひばりの笹川敏蔵の血を引く娘(双子で二役)とのラブコメディ。歌はたくさん聞けるが面白くない。

 新橋の床屋に寄ってからフィルムセンターで「讃歌」を見る。谷崎潤一郎の「春琴抄」の映画化で、春琴に仕えていた女中に監督自身がインタビューするという構成が面白い。

 春琴は当時文学座の新人だった渡辺督子、後に日活ロマンポルノに転じてあっしと仲良くなる。面白いネタも随分あるのだが、それはまたいずれ。

 他の映画と違って春琴と佐助のSEXや春琴の排泄まで描いているので、二人の女王様と奴隷という関係が一層わかりやすくなった。

 終映後は週刊朝日のインタビューを日本橋のルノアールで、それから梅山君と沼袋へ。

 今夜は先日、いまにし亭にご馳走になったお返しにあっしと安達先生でおごる会なのだ。

 もちろん中乃見屋でね。今日もメチャ美味。

 でも勘定は安達先生が払ってあっしには払わせなかった。よーし、今度は安達先生にお礼をしよう。久し振りに銀座の皆美で鯛めしといきますか。左足はますます悪くなって帰りは遂にタクシー、って鶯谷駅からだけどね。
  1. 2006/04/26(水) 23:28:31|
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06年4月25日

 朝イチで永寿総合病院へ。左足痛の原因がわかった。水が溜っているのだ。たいして溜っているわけではないので本来ならどうってことないのだが、膝に水が溜ったのをカバーすべき筋肉が弱っているので歩行困難になっているのだという。何故筋肉が弱くなったかというと…

 それを言うと、同情してもらえず馬鹿にされるから言わないけどね。

 自転車で浅草へ戻り、バスで千石へ、東京厨房で昼食はブタのあまから焼定食。野菜たっぷりのヘルシーメニューはうれしいが、肝心のブタが甘くも辛くもないぞ。

 三百人劇場は若き日の津川雅彦主演のラブコメディ「どんと行こうぜ」。脚本が大島渚だが、ギャグが理屈っぽくてまるで笑えない。

 地下鉄で東銀座へ出て5月の歌舞伎のチケットをまとめ買い。それから歩いて京橋へ。

 この道中がかなりつらかった。フィルムセンターで「裸の十九才」を見る。落語家になった頃に見て以来だ。回想シーンの多用で肝心の連続殺人事件の順番がようわからん。乙羽信子、太地喜和子がヌードになっての熱演に、当時の人気ピンク女優、黒葉ナナ、青山リマが出ているのが嬉しかった。自転車は浅草に置いてあるが、痛くてこぐ自信がなく三ノ輪から歩いて帰り、湿布をする。当面は湿布で腫れを引かせるしか方法がないんだって。困ったもんだ。スカパーで「ゴジラ」(84年版)を見るも面白くなし。左足痛の為、気がくさくさしているのだ。
  1. 2006/04/25(火) 23:34:10|
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06年4月24日

 早朝より自転車で浅草へ。地下鉄で六本木へ出て心臓血管研究所付属病院へ。まず8Fのリハビリ室で桜田君に会い、それからMRIの検査。1時間狭い所に入れられて体を動かさないって、閉所恐怖症のあっしにとっては拷問だった。

 終わってバスで赤坂へ出て、千代田線で下北沢へ、昼食後にシネマアートン下北沢で川島雄三特集、今日がラストの3本立。

 「花吹く風」は紙京子のアプレお嬢さんの物語も面白くない。

 「新東京行進曲」は小学校の同級生6人と恩師のその後を描いた物語、これまた面白くなし。

 「東京マダムと大阪夫人」は社宅の奥さんたちのかしましさと、エリートサラリーマンの妻の弟と、そのライバルの妻の妹の恋を中心にしたサラリーマンもの+ホームドラマ+ラブコメディでこれはまあまあ。ヒロイン、芦川いずみが昭和28年からスターだったのと、SKD出身だったのに驚いた。

 阿佐ヶ谷へ出て旅行代理店で金曜の京都行きのチケットを買う。ホテル代込みで31900円とは安いね。

 ラピュタ阿佐ヶ谷のレイトショーは「女番長 玉突き遊び」。主演が叶優子ってのが弱いね。浅草から自転車で帰るも、自転車をこぎ出す時の痛みが半端じゃない。日ごとに悪くなる一方なのがつらいぞ。
  1. 2006/04/24(月) 23:30:52|
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06年4月23日

 本とCDの売れ残りは宅急便で送ることにして、6時52分ののぞみで東京へ。東京駅からタクシーで家に戻り、荷物を置いてバスで浅草へ。ウインズでフローラS、1−4を馬連で3千、ワイドで6千。アンタレスS、13−14を馬連で1万3千、ワイドで2万6千買い、ミュージックテイトへCD10枚届け、阿佐ヶ谷駅前の定食屋でスズキのみそ焼定食は昨日から24時間振りの食事、ちょっと肥り気味なので食事の回数を減らすダイエットなのだ。

 ラピュタ阿佐ヶ谷の中川信夫特集、「日本残酷物語」。あっしの整理番号は56、席はなく座布団だというが、なんとか座席に座れた。

 But映画はドキュメンタリーだが退屈。

 公営ギャンブルやゲイバーのどこが残酷なの?ヤコペッティの「世界残酷物語」のヒットにあやかってのキワ物だが、視点がずれている。終映後あっしに話しかけてきたファンによると、中川信夫は実際にはほとんど撮っていないって。さもありなん。

 帰るとギリギリアンタレスSに間に合うも、13番逃げ切るも14番物凄い追い込みがわずかに届かず4着。当っていたら50万を超えていたのに、惜しい。フローラSはきたら190倍の大穴も4着、6着。昨日の福島牝馬Sは買った馬が落馬寸前の不利があったそうで駄目で今週は3連敗。来週の天皇賞、ディープインパクトで頑張ろう。

 夜は左足を休ませる為、どこへも行かず家でじっとしておりました。
  1. 2006/04/23(日) 23:13:24|
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06年4月22日

 8時前の新幹線で大阪へ、まずはウインズ道頓堀で福島牝馬S、コスモマーベラスの単2千、複4千買う。

 今日のトリイホールの毒演会は「イメクラ五人廻し」「味噌蔵」「カラオケ寄席」「反対俥」の4席の予定も、「反対俥」は無理。いやそれどころか正座も駄目なので縁台に腰を掛ける感じでやることにした。開口一番、いきなりおわびして「味噌蔵」はまあまあの出来も、次の「イメクラ五人廻し」で顔をしかめている中年女性がいた。案の定この人、仲入りで帰ってしまった。六本木の画廊のオーナーといい、中年女性は「イメクラ五人廻し」で怒る率が高いね。

 「カラオケ寄席」は、登場する落語家が大阪では馴染がないのでノリがイマイチ。大阪版をこしらえようか。

 ラストは「反対俥」の代わりに「オナニー指南」。終演後は本の即売&サイン会。今日、ここで初めて現物を見たが「借金2000万円返済記」は不満が多い。お客さんも正直で「放送禁止落語大全」の方がよく売れていた。

 近くのCDショップ大十より、あっしのCDを置きたいというありがたい申し出。もちろんOKし、本とCDを持って近鉄で名古屋へ。荷物持ちはボランティアを買って出てくれた稲垣君。SMバーでの落語会も彼が口をきいてくれたのが始まりだ。

 8時過ぎに名古屋に着き、タクシーでSMバー「R」へ。先週3周年記念パーティーがあった直後なので客は薄かったが一席目、「道具屋」をやる。But正座が出来ず右手を脇について体を支えるのは我ながらみっともない。ホテルへ行って着物の下に自縛&フンドシを仕込み「R」へ戻るとママとフランス女とのSMショーをやっていた。ママ、あっしと話す時とは違って真剣な顔でフランス女を責めるのが魅力的。

 艶笑小噺をマクラに「SM幇間腹」。受けたことは受けたが、着物を脱いだら自縛&フンドシのところが考えていた程受けない。寄席でやるから驚くが、SMバーでは当り前なのね、グッスン。

 落語が終わるとまたSMショー、前回の「聖水番屋」で涙を流して笑っていた女性(客)が稲垣君をステージでいじめだした。稲垣君のうっとりした顔が印象的。2時くらいまで飲んでホテルへ戻りました。あーしんど。
  1. 2006/04/22(土) 23:06:44|
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06年4月21日

 早起きして4時からスカパーで大川橋蔵の「若さま侍捕物帖 鮮血の人魚」を見る。これで今月のスカパー、見たい邦画は全部見た。

 なんせタイマー予約が出来ないのでリアルタイムで見なくてはいけないのが大変なのだ。

 コインランドリーで洗濯しながら区役所へ高額医療費免除の手続き、5月末に金が戻ってくるってさ。ついでに郵便局へ行ったら週刊新潮から取材の礼として2万円が届いていた。予期せぬ金だけにうれしい。そうそう、昨日は荒木太郎監督からホモ映画の舞台挨拶のギャラが届きました。

 大阪の毒演会用に100円玉の両替を銀行でして、ついでに残高チェックしたら、還付金が入金されていた。予想では来週だと思っていたのでこれまたうれしい。そのうち10万円を養育費として振り込み、蔵前から都営地下鉄で千石へ。今日は一日、三百人劇場なのだ。

 「背徳のメス」は大阪の貧民街にある病院を舞台にしたミステリーで田村高廣主演。後にピンク映画のスターになる松井康子が看護婦役で出ていた。松竹で売れなくてピンクへ行ったのね。

 昼食は近くの東京厨房という洋食屋。昭和30年代グッズが店内に展示してあって面白げな店。味もまあまあで、三百人で映画を見る時はここを贔屓にしよう。

 3時から週刊プレイボーイの取材、新風営法改正についてだって。そんな法律が5月1日から施行されることすら知らなかった。しばらく風俗も行ってないなあ。還付金も入ったし風俗へ行きたいが、この足じゃあね。

 再び三百人劇場へ、「花嫁のおのろけ」は高橋貞二の32歳独身男が弟の結婚に刺激されて突然発情、見合いを繰り返すが最後は初恋の彼女と結ばれる話。キューピッド役の岡田茉莉子は可愛いが、ヒロインの小林トシ子がブスなんだもん。話も退屈だったし。

 今日のラストは「恋の画集」。結婚資金に悩む川津祐介が、中年サラリーマンの不倫写真を撮り恐喝することから始まるコメディで、ともかく笑える。加藤嘉の小ずるい探偵がいい味。このブラックな面白さは、共同脚本・山田洋次の力か。今回の特集での収穫の1本だ。

 珍しく松ちゃん(吉原に住むあっしの友人のサラリーマン)が来ていたので誘うも彼は家に直帰したので、あっし一人で帰りに照さんちへ。軽く握りをつまんで帰る。
  1. 2006/04/21(金) 23:13:01|
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06年4月20日

 朝イチで大阪での毒演会用にCDを200枚送ってからタクシーで永寿総合病院へ。放っておくと悪化する一方なのでとりあえずはリハビリをしなくっちゃあ。

 リハビリ担当の石丸氏に昨日考えた原因を話したら、「可能性としては大いにあります」だって。やっぱり。その原因とは…?

 ストレッチをしてもらいちょっとよくなった気が。But落語家だと言ったら正座をさせられたが出来なかった。土曜の大阪と名古屋の毒演会はどうなる?!

 まだ筋トレは無理だろうと今日はそのまま帰る。心研の桜田君だったら筋トレやったろう。熱血リハビリ青年だから。これから週2か週3で通うことに。

 時間を見たら10時20分、しめた。歌舞伎座の昼の部に間に合うぞ。上野から歌舞伎座へ直行。開演ギリギリセーフでした。

 「狐と笛吹き」は愛妻に死なれた笛吹きの前に愛妻そっくりの娘が現われたが、実は娘は狐の化身だったという話。例の狐=被差別部落民という考え方で芝居を見ると、北条秀司の新作だけに、差別反対、人間は皆平等だというテーマが明確に浮び上がってくる。但し人と狐がSEXをすると狐が死んでしまうというのはどういう寓話か?。狐の死骸を抱いた笛吹きが琵琶湖で入水自殺するのを暗示したラストもなんだかなー。

 雀右衛門の「高尾」はどーってことのない舞踊。

 「孤城落月」は大阪夏の陣最後の一日を描いた新作だが、発狂した淀君を見て秀頼が降伏を決意する場面で芝居が終わるので、歴史を知らない奴はそれが史実だと思うかも。

 勘太郎の秀頼が最近の出色。国生(橋之助の子)の裸武者、まだ子供なので立ち回りは下手だが、階段落ちをやってのけたのは立派。

 最後の芝居もどーってことなし。いったん帰ってCDを50枚持って新宿のミュージックテイトへ届け、それから巣鴨経由で千石の三百人劇場へ。「春の山脈」は映写トラブルで上映が10分以上遅れた。鰐淵晴子の娘が故郷へ帰り、母と初恋の男のキューピッドになる話。

 これまたどーってことないね。
  1. 2006/04/20(木) 23:08:04|
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06年4月19日

 7時に家を出て浅草から六本木の心研病院。

 熱血リハビリ青年、桜田君の所へ遊びに行くも会えなかったのが残念。採血と検尿をしてから診察。四肢血圧を測ったが別状なしで、MRI検査をしてから神経内科に廻されることになった。三ノ輪へ戻って薬屋で2ヶ月分の薬を貰う。ジェネリックにはしなかったけど。

 痛い足を引きずってシネマアートン下北沢の川島雄三特集へ。どんなに体調が悪くても映画を見るのをさぼれないのはあっしの業竜馬、映画バカだね。

 「こんな私じゃなかったに」は水原真知子の女子大生が家族の為にアルバイトで芸者をする話も面白くないので眠ってしまった。

 「明日は月給日」は日守新一の中小企業の経理部長の大家族を描いたホームドラマであり、サラリーマンものであり、ラブコメディでもある。日守の子供・高橋貞二の恋人、紙京子は落語家の娘で、その落語家、今昔亭なん馬に扮しているのは古今亭今輔師、弟子は桂小金治。二人の稽古シーンが楽しい。今輔師が弟子に言う「落語家の女房はくろうとがいい」は今となってその通りだと実感する。

 帰ってスカパーで中村錦之助の「晴姿一番纏」を見る。寝る前に急に足が痛くなった原因に思い当った。まさか、あんなことが。いや、きっとそうに違いない。
  1. 2006/04/19(水) 23:01:15|
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06年4月18日

 浅草へ出てバスで三百人劇場へ。今日は2本、まずは「次男坊故郷へ行く」。高橋貞二が新妻、桂木洋子を連れて新婚旅行をかねて田舎へ帰る話。桂木洋子がプライドが高くエゴの強い女になっている。夫の実家を訪問して靴を脱ぎっぱなしなのが気になった。ヒロインの性格を知らせる為の演出か、それとも誰も気がつかなかったのか。主題歌はよかったけどね。

 「太陽は日々に新たなり」は佐田啓二がバツイチの岸恵子と愛し合うって、まるで「君の名は」だ。でも岸恵子の元夫、大木実の自殺によって二人は結ばれず、佐田が有馬稲子と結ばれるのを暗示して終わる。岸の妹、小山明子に秘かに恋する田村高広もその想いが通じないし、ハッピーエンドじゃないね。

 どーでもいいが今日の2本はフィルム状態が悪いのが残念でした。

 京橋へ出て久し振りに銀座湯へ行くも、左足はかなり悪化、湯船に入るのもよっこらしょって、退院直後に戻ったようだ。

 6時にスタバでブックマン社、綾君と会って原稿渡し、こちらの本は明日には出来上がるってさ。

 7時からフィルムセンターで「大いなる旅路」。三国連太郎の鉄道員の一代記。機関車の脱線シーン、特撮ではなく本物なのでさすがの迫力。高倉健の「鉄道員(ぽっぽや)」と違って、国鉄を愛する男の生涯が骨太に、リアルに描かれている。秀作だ。

 帰りに照さんちで鉄火丼、今日は酒は飲まない。チャリをこぐのも大変になってきた。

 明日、病院で田辺先生に相談してみよう。
  1. 2006/04/18(火) 23:57:21|
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06年4月17日

 珍しく寝過した。気がついたらみのもんたの朝ズバが終わっていて、やっくんが出ていたから。トーストで朝食後、浅草へ出て武富士への和解金1万、公共料金約3万を払い地下鉄で千石へ。今日から三百人劇場の野村芳太郎特集に通うのだ。都内のあちこちであっしが見ていない邦画ばかり上映するので忙しくって仕方ない。

 チャリで蔵前まで出て都営地下鉄を乗り継いで千石へ。1万円で10回券を買う。アルゴの細谷が招待券をくれるという話はどうした。

 今日は「最後の切り札」。佐田啓二のチョイ悪ゆすり屋が新興宗教のスキャンダルをネタに金儲けするが、新興宗教の反撃にあい、最後は無惨に殺されるというピカレスクロマン。

 プリント状態がいいのが何よりでした。

 蔵前に戻りチャリで上野の永寿総合病院へ行き整形外科で診てもらう。2時間待ちだぜい。心研では整形外科でMRIで診てもらえと言われたが、ここの先生(院長らしい)MRIはせず触診だけで「異常なし」だって。

 異常があるから来てるんですけど。今日なんか杖もついてるし。しばらくリハビリをすることになった。だったらここじゃなく近所の方がいいんだけどね。

 時間がちょうどよかったので大森の三島由紀夫映画祭で若尾文子の「お嬢さん」を見る。若尾文子のお嬢さんがプレイボーイの川口浩と結婚、夫の浮気を心配するってラブコメディ。

 終わると今日も鈴木邦男先生がいた。しかも女連れ。てな訳で今日も「憂国」は見ずにこの間の店で一杯やることに。

 彼女に言われて鈴木先生が酒を飲まないことに初めて気がついた。永い付き合いなのにね。最初に一杯頼んでほとんど口をつけないのだ。まるで飲まないと座がしらけるのを知っている。ウーン、この新右翼はあなどれない。気持よく酔って帰りました。めでたしめでたし。
  1. 2006/04/17(月) 23:40:47|
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06年4月16日

 朝イチでウインズ銀座へ行き、皐月賞、1、6、15の馬連、ボックスで7千円づつ買いフィルムセンターへ。「悲しみは女だけに」は元々舞台劇だったので、舞台を意識した面白いセット。戦前、写真見合いでアメリカへ移住した姉、田中絹代が久々に日本へ帰ってきてみれば実家は売られ、家族はバラバラになっていたという話。新藤兼人の叔母の話をモデルに書かれた脚本だ。新藤兼人は叔母とか母とか、自分の出自に徹底的にこだわっている。あっしは自分の親なんてどうでもいいけどね、ってそうやって先祖を大事にしないから借金地獄に堕ちるんだってか。

 ミュージックテイトにCDを届け、ウインズ銀座へ戻って皐月賞を見る。狙った3頭は3着、4着、5着。前に2頭いなければズバリ的中だったのに。ン、3連単は5、2、6ってあっしの誕生日じゃん。シャレに1万円買っておけば2733万、借金返してお釣りがきたぜ。

 それから3ヶ月振りに歌舞伎座の夜の部。

 まずは売店で吾左衛門の蟹寿司を買う。これから毎回来る度にここの寿司を買うことにしよう。

 今月は中村歌右衛門の没後5年祭だが内容はスカスカ。序幕の「井伊大老」40分、「口上」25分、「時雨西行」25分と短いのばかりで、まともなのは「伊勢音頭」1時間20分だけ。口上も襲名じゃなく没後5年では役者が決めのセリフに苦労していた。

 休憩時間に鈴々舎馬桜と会う。第一声が「こんなところに来て大丈夫かい」。あっしがやくざに追われていると思っているらしい。借金で立川流を除名になったことは知っていても、大病で死にかけたのは知らなかった。どういう情報網を持っているんだ。明日は整形外科に行こーっと。
  1. 2006/04/16(日) 23:35:01|
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06年4月15日

 まずは浅草ウインズで中山グランドジャンプ、カラジの単千円、複2千円。マイラーズカップ4−6を馬連1万2千、ワイド2万4千買い、すぐに戻ってスカパーで美空ひばりの「残月大川流し」を見、その後は競馬、中山は1着で的中も阪神は2着、5着で負け。

 京都の落語会が大荒れになったり、今年は西が鬼門か。

 フィルムセンターで「海の野郎ども」を見る。新藤兼人監督、石原裕次郎主演はミスマッチ。裕次郎が全然カッコ良くない。お話は「蟹工船」の国際版みたい。ラストはハッピーエンドだけどね。

 中野へ出て雪椿で刺身定食を食べ、ラピュタ阿佐ヶ谷のレイトショー、「女番長 タイマン勝負」を見る。久々の大入り、杉本美樹主演作はそんなに混んでいなかったので、みんな池玲子が好きだったんだとわかる。巨乳の力は怖ろしい。関本郁夫監督らしく今までの作品と違って情念が色濃く出ている。お約束のSM私刑シーンがないのは物足りなかったけどね。帰ったらミュージックテイトよりCDの追加注文の電話が入っていた。毎度ありー。
  1. 2006/04/15(土) 23:32:27|
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06年4月14日

 午前中はゆっくり休養、スカパーで16歳の津川雅彦の「月下の若武者」を見る。その後大勝湯で朝風呂ならぬ昼風呂。そしてフィルムセンターへ。今日は新藤兼人監督の「どぶ」。戦後間もない頃の鶴見川そばの貧乏長屋が舞台の人情喜劇。乙羽信子に圧倒される。

 在日朝鮮人で脳梅に侵されたパンパンという汚れ役を体当りで演じている。しかもとてつもなく汚い扮装で。宝塚時代は百万ドルのエクボといわれた娘役のトップスターだよ。

 例えば黒木瞳がこんな役をやるか?

 それをやるんだから凄い。しかも独立プロだから金にならない。その上惚れている新藤兼人にはこの頃奥さんがいたから乙羽信子は妾なのだ。それでこの演技は凄過ぎる。この現場で揉まれたからこそ、渋谷実の「もず」で淡島千景、山田五十鈴、有馬稲子、清川虹子という名女優と共演しても一番光っちゃうのだろう。

 映画が終わって歌舞伎町へ、今夜はロフトプラスワンで本の出版記念イベントなのだ。お客さんは100人以上の大入りなのがうれしい。

 第1部は談之助、キウイをゲストにトーク、反応をみると初めてあっしを見る人が多いみたい。梅山君が撮ったビデオも上映。ICUのベッドに寝ているあっしの姿を見てバカ受けしていた女性客がいた。

 第2部は寒空はだかの漫談の後、あっしの落語。「オマン公社」にして大正解、バカ受けでした。終演後はサイン会。同じビルの5Fの居酒屋で打ち上げも仕切りをキウイにまかせたので料理が次々に出てきてまいった。

 終電車の時間があるから打ち上げは早く切り上げる予定だったのに。結局タクシーで浅草まで戻り、自転車で家に戻ったのは1時半でした。お疲れさま。
  1. 2006/04/14(金) 23:28:06|
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06年4月13日

 まずはフィルムセンターへ行き、吉村公三郎監督の「暴力」を見る。戦後すぐの大阪・新世界の姿が貴重だ。終わって阿佐ヶ谷へ、マグドナルドで原稿を書いてひまをつぶしラピュタ阿佐ヶ谷へ。

 最初は中川信夫が撮ったTVドラマ2本。

 「水滸伝」はTVの1時間番組にしてはキャスティングが豪華。中村敦夫、田村高廣、佐藤慶、品川隆二、山形勲、土田早苗等々、通しで見たくなった。

 次は宝田明の探偵もの「平四郎危機一発」、こちらは寝てしまいました。

 そして「怪談 蛇女」。東映やくざ映画全盛期のある年の夏、突然東映が怪談2本立をやってびっくりしたが、その1本がこの映画だった。

 ヒロインの小作人の娘、桑原幸子がとにかく魅力的、彼女が一番美しく映っている映画ではないか。山城新伍が彼女を犯し、自殺した彼女の幽霊に殺される悪役なのも珍しい。

 復讐をすませた4人が巡礼姿で雲の上を歩いてゆくラストが印象的でした。
  1. 2006/04/13(木) 23:24:05|
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06年4月12日

 浅草から三ノ輪へ都落ちして一番つらいのは朝早く出掛ける時だ。浅草は始発駅なので座っていけるが、三ノ輪は混むのなんのって。

 病院に9時半に呼ばれているので7時半に家を出てチャリで浅草へ、足が痛いので座っていかねばなのだ。

 採血とエコー検査の結果も異常なし、足のむくみとびっこは整形外科的な問題だろうということで、整形外科への紹介状を書いてもらった。診察代10200円也。

 家でゆっくりした後、日暮れて大森へ。キネカ大森の<三島由紀夫映画祭>で若尾文子の「永すぎた春」を見るのだ。古本屋の娘、若尾が大学生の川口浩と婚約するも、川口が大学を卒業するまで式はお預け。その間に色んな事件があって…というストーリー。

 ラストのクレジットで「愛とは命のことだ」と出る。橋本忍の最高傑作の脚本、「人間革命」で獄中の戸田城聖(丹波哲郎)が悟りを得るシーンで「仏とは命のことだ!」と言うが、この2本を見ると仏とは命であり、愛であるということがわかる。思わずニヤリとした。

 続けてレイトショーで「憂国」を見ようとしたら客席に鈴木邦男先生が。先生はもう「憂国」は見たというので、今日は先生と一杯やることに。先生が一度行ったことがあるという近所の居酒屋でよもやま噺。ブリのユッケ美味も稲庭うどんはいただけませんでした。

 先生がトイレへ行っているすきに先に勘定をすませる。芸人の見栄とはいえ、借金だらけのくせに他人におごってしまうのは我ながら悪い癖だ。
  1. 2006/04/12(水) 23:19:49|
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06年4月11日

 雨はいやだ。労働意欲をなくす。Butブックマン社の綾君と3時に京橋で待ち合わせ、その後4時からフィルムセンターで映画を見るので雨の中を出掛けるも、綾君に渡す原稿を忘れたことに三ノ輪駅で気がつき電話で今日の待ち合わせをキャンセル、ついでにフィルムセンターもやめた。

 気になっていることがある。退院後しばらくは杖をついて歩いていたが、次第によくなって普通に歩けるようになったのだが、昨日あたりから左足が腫れている感じでまたびっこをひき出した。気のせいか手術前の状態に似ているような。退院前に及川女医から「再発したら死ぬわよ」と言われているだけに心配だ。本来の診察日は来週、19日だがそれまで待ってはいられない。夜になって病院へ電話したらともかく来いと言われ、雨の中を8時過ぎに出掛けた。いきなりICUへ連れていかれた。半年振りのICU、あの時と同じベッドだった。あそこから白衣を着たヒデジロウが「ヨッ」と現れたのかと懐かしかった。

 レントゲンと心電図をとった。神経も足の先までいっているし、血管が裂けたのではないらしい。明日エコーを調べることになった。

 泊っていってもいいと言われたが、まだ10時過ぎ、電車も動いているので帰ることにした。死ぬことはなさそうなので一安心、ICUで根上さんに逢えたらよかったのに。
  1. 2006/04/11(火) 23:33:15|
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06年4月10日

 午後からシネマアートン下北沢へ。川島雄三特集で2本見る。

 「夢を召しませ」は東西の松竹歌劇団総出演によるレビュー映画。あっしのもっとも苦手な分野で見ていてつらいのなんのって。

 「適齢三人娘」の方は新聞記者、若原雅夫と没落貴族の娘、津島恵子の恋がふとしたことから超ややっこしくなるというラブコメディでこちらはまあまあでした。

 終わって阿佐ヶ谷へ、中川信夫特集を2本。まずは「かあちゃん」、中川信夫ではこれがベスト1だと思う。貧しいブリキ屋一家が夜逃げするまでの話だが、中川信夫の人間を見る目のやさしさがうれしい。伊藤雄之助と望月優子のコンビは名人芸。丹波哲郎のキザな紳士も楽しい。

 「私刑」は嵐寛寿郎主演の現代劇、やくざの嵐寛を更生させる若者に池部良。後の東映やくざ映画の名脇役2人が戦後すぐに共演しているのが興味深い。

 ついでにレイトショーで「女番長 感化院脱走」を見る。今までのシリーズは女番長グループとやくざの対決がメインだったが、今回は感化院がまるで刑務所のように描かれているし、杉本美樹が脱走して強盗の渡瀬恒彦と行動を共にしてからは日活の「野良猫ロック」シリーズのよう。ヒロインが最後まで自由を求めてやまないのは監督・中島貞夫の思想か?
  1. 2006/04/10(月) 23:30:50|
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06年4月9日

 昼過ぎに家を出て銀座へ、ウインズで桜花賞、8−16を馬連で1万6千、ワイドで3万2千買う。8は2着も16が5着でハズレ。

 終わってすぐにフィルムセンターへ。「喜劇 嫉妬」。佐分利信演じる会社では物わかりのいい重役、家庭では横暴な夫に耐えて奴隷のような生活をしてきた高峰三枝子の妻が離婚し自立する話。佐分利信の嫉妬深さが笑えるが基本的には暗い話。何故「喜劇」なんてつけたんだろう。インテリのすることは不可解也。

 終わると急いで帰ってスカパーで市川右太衛門の「薩摩飛脚」を見る。
  1. 2006/04/09(日) 23:33:31|
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06年4月8日

 朝からスカパーで伏見扇太郎の「まぼろし小僧の冒険」4部作を見てからお昼頃浅草へ出て、ウインズでニュージーランドトロフィー、マイネルスケルツィの単9千、複1万8千。阪神牝馬Sのラインクラフトの単1万1千、複2万2千買う。今日は花まつりなので浅草寺で甘茶を飲みたかったが、空模様が怪しかったのであわてて帰り競馬を見る。どちらも1着も一番人気で配当安くあまり儲からず。

 夜になって梅ノ湯へ行く。今日はよもぎ風呂。湯上りで照さんちへ行けば姫様が男と来ていた。

 萩原氏来て、今日は取材しなくていいと乾杯の時、いきなり「おつかれさまでした」と言われる。なんのこっちゃ。

 昨日に続いてあっしの毒演も、男が先に帰り、次の男(本命)が来るまでのつなぎに姫様エロエロ光線出しまくって照さんに叱られる。蝶紫、徳井さん、亀屋の旦那など常連客オールスターとなるも、早目に切り上げた。
  1. 2006/04/08(土) 23:31:24|
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06年4月7日

 二日酔いなのでおとなしく家にいてスカパーで梅宮辰夫の「代貸」を見ていたら、洋泉社の大矢からの電話で、あっしの本を週刊新潮で3頁の特集記事にしたいので取材を受けてくれという。夜、フィルムセンターで映画を見た後で取材を受けることにする。

 フィルムセンターは新藤兼人の「鬼婆」。乙羽信子が、この頃はもういい年なのに裸になって体当りの熱演。吉村実子の若々しいヌードも魅力的な時代劇。日本のメジャーな映画作家で新藤兼人ほどSEXを真正面から描いている人はいない。この人に日活ロマンポルノを撮らせたかったねえ。

 浅草、雷門で新潮社、萩原氏と待ち合わせ、そこで写真を撮ってから照さんの店へ。

 あっしの本は編集部で大好評とのことでうれしくなって話がはずみ気がついたら閉店時間をオーバーしていた。明日もまた話を聞きたいとのことなので8時にまた照さんちで逢うことにした。
  1. 2006/04/07(金) 23:29:04|
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06年4月6日

 今日はコクーン歌舞伎の北番なのだ。昼前に照さんと浅草駅で待ち合わせて渋谷へ。

 先日、熊谷と見た南番は見事なエンタテイメントだったが、北番を見たいまにし亭の息子によると「ともかく暗い」という感想だった。同じ「東海道四谷怪談」でも南番は直木賞、北番は芥川賞という感じかと予想していたのだが…

 ともかく凄い。圧倒された。南と北では同じ場面でも演出がガラリ変っていて両方見るファンもあきないのだ。北の方が芝居が深くこってりしている。天下一品ラーメンみたい。

 南はあっさり味か。隠亡堀の場も南はプールを造り本水をバシャバシャさせるのに対して、北はなんと人間が波の役を演じる。

 ラストは舞台を地獄に見たて、多くの人が地獄へ落ちていくなか、伊右衛門一人が必死に地獄から這い上がろうとしているところでおしまい。歌舞伎を超えた凄い演劇を見せられた感じだった。カーテンコールで中村屋が二度ほどあっしに合図してくれたのもうれしかったし、友人の中村蝶紫が宅悦の女房という役をそつなくこなしていたのがうれしかった。こんな凄い芝居を暗いだなんて、そりゃ「四谷怪談」は暗いって。でもいまにし亭の息子、まだ父親ほどの見巧者になるまでには時間がかかりそうだ。

 照さんは浅草で飲み会だそうで渋谷で別れ、あっしはバカちゃんと中野の雪椿へ。蝶紫とさだ奴を呼んでこちらも飲み会なのだ。芝居を見た後で役者を呼んで飲みなんて、昔の大店の主の芝居茶屋での遊びみたいで我ながらカッコいいぞ。

 でもこの飲み会がひどいことになった。蝶紫に巧くなったとほめたら、中村屋に芝居の最中に舌打ちされたことでショックを受けていて、少し飲んだだけでヘベレケ。こいつを連れて浅草まで帰らなくてはいけないのがつらい。神田からタクシーで浅草へ。もう一軒行きたいというので三七三へ行くも、帰りは立ち上がれない始末、仕方ないから家まで送ってゆき、浅草に置いておいた自転車で深夜のご帰宅。あー、しんど。

 先日の南番の熊谷のデート中抜きといい、今日の蝶紫の泥酔といい、きっとお岩様のたたりなのだ。お岩様にしてみたら、憎い伊右衛門が、他の女や女形と仲良くしているのは許し難いことなので邪魔をするのだろう。あな怖ろしや。はて怖ろしき執念じゃなあ。
  1. 2006/04/06(木) 23:22:00|
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06年4月5日

 晴耕雨読、雨の日は外に出るのがおっくうだ。今日は一日家でゴロゴロ、スカパーで片岡千恵蔵の「喧嘩奉行」を見たくらいでした。
  1. 2006/04/05(水) 23:20:14|
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06年4月4日

 FAXが壊れてしまい送信が出来ない。そこで日刊スポーツと日本映画専門チャンネルの原稿を1ヶ月分まとめて書き、担当者に手渡しすることにした。まずは日刊スポーツを4本書きながらコインランドリーで洗濯。

 「借金男#5」のパッケージであっしとデュエットしている小金井市の地方公務員、U田S子にCDをあげる為、小金井市役所へ。

 当人は留守なので上司のO服課長に預け、ついでに昼食、チャーシューチャーハンをご馳走になる。

 吉祥寺で梅山君と逢い打ち合わせ、新宿でいまにし亭に原稿渡して下北沢へ。シネマアートン下北沢の川島雄三特集、「追跡者」を見る。どうということのないB級アクションも、ひょっとしたら去年の秋、死んでいたかもしれない映画館で映画を見るのは複雑な気分だった。

 井の頭線、吉祥寺経由で阿佐ヶ谷へ、富士そばのとろろそばが夕食。

 中川信夫の「亡霊怪猫屋敷」は彼の怪談映画の中で一番好きな作品だ。怖がらせるだけでなく、最後にオチをつけて観客をニヤッとさせて帰らせるところが憎い。But帰るわけにはいかない。レイトショーで「女番長」を見なくっちゃ。いつもの如くSMシーンがうれしい。女番長グループの一人にひろみどりが出ていた。松竹の「必殺仕掛人」シリーズで梅安が殺しの前後に抱く女の役でレギュラー出演していたので松竹の女優かと思ったら、元は東映だったのね。
  1. 2006/04/04(火) 23:13:01|
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06年4月3日

 早朝6時よりスカパーで宇津井健の「怒号する巨弾」、吉永小百合の「若草物語」を見る。

 後は郵便局からCDの発送、区役所へ行ったり原稿書きしたり、12時からスカパーで「社長千一夜」を見て、大勝湯へ行き、それから東宝試写室で「名探偵コナン 探偵たちのレクイエム」を見る。事件解決してめでたしめでたしと思ったら最後にサービスで大サスペンスが、ハラハラして見ていたらなんとも御都合主義的に解決したので大笑いしてしまった。

 それから照さんちへ。本当は今日まで禁酒の予定だったが、洋泉社の「快楽亭ブラックの放送禁止落語大全」が出来上がって、大矢さんが届けてくれるとあれば飲まないわけにはいかないのだ。

 本はなかなかの仕上がり、イラストがないのが寂しいけどね。今日もNHKの「北朝鮮」を見たかったが、やはり話に夢中になってしまいTVは見られず。まー、しゃーないか。
  1. 2006/04/03(月) 23:10:31|
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06年4月2日

 昨夜、ミュージックテイト川浪氏よりCD#4を30枚、至急持ってこいとの電話があったので朝イチで届ける。浅草へ戻りウインズでダービー卿チャレンジトロフィー、インセンティブガイの単8千、複1万6千。産経大阪杯、ローゼンクロイツの単1万、複2万買って雨の降らないうちに帰る。今日も東西共にパー。いつまで続くオケラ街道だね。

 今日はヒデジロウがお世話になった浅草寺幼稚園の片岡史子先生の誕生日なのでプレゼントを届けに行くも留守なのでポストに入れてきた。手紙をつけなかったのは乱暴だったかも。帰ってスカパーで石原裕次郎の「素晴しき男性」を見、その後はNHKのドキュメント「北朝鮮」を見る。いい仕事している。

 これなら聴視料を払ってもいい、って払ってないんだけどね。禁酒四日目也。
  1. 2006/04/02(日) 23:07:58|
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06年4月1日

 映画1000円デーであります。まずは新宿トーアへ「ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密〜銭形姉妹への挑戦状」を見ようと行き、入場料を払おうとしたら男性従業員がただで入れてくれた。すまんのう。

 しかし映画の方は連続殺人事件が銭形姉妹をテストする為のやらせだったという落ちは夢落ちよりも酷い。究極の反則技じゃあないかい。ただで見て本当に良かった!

 続いて新宿文化シネマ3で遅まきながら「博士の愛した数式」を見る。噂通りいいねえ。

 そうなんだ。どんな欠点でもそれがその人間の個性だと思えば平気でつきあえるのだ。

 映画はとてもよかったが、ショックだったのは浅丘ルリ子の指のアップのショットがあったが、その指が老婆そのもの。顔は化粧でごまかしても、指はごまかせない。老婆は一日にしてならず。美人女優の落日を見てしまった。

 その後横浜の新星堂へCD21枚届け、帰りに上野で「子ぎつねヘレン」を見る予定も疲れてしまってまっすぐ帰る。この映画ヒットしているので、来月の1000円デーまで続映しているだろうからその時見よーっと。禁酒三日目も無事終了。
  1. 2006/04/01(土) 23:53:49|
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二代目快楽亭ブラック

公演案内

ブラック師匠急病のため中止となります!!
5/3(土)
「快楽亭ブラック毒演会」

浅草木馬亭[→地図
17:30開場/18:00開演
[料金]前売¥2,200 当日¥2,500 ブラック団¥2,000
[予約・問合せ]ブラック 03-3803-3324

5/5(月・祝)
快楽亭ブラックpresents
「悪いこどもの日」

浅草ヨーロー堂[→地図
12:30開場/13:00開演
[料金]¥500
[予約・問合せ]ヨーロー堂 03-3843-3521

5/17(土)
「快楽亭ブラック毒演会」

トリイホール(大阪)[→地図
13:30開場/14:00開演
[料金]前売¥2,200 当日¥2,500 ブラック団¥2,000
[問合せ]トリイホール 06-6211-2506

5/18(日)
「快楽亭ブラック毒演会」

お食事処・楽(名古屋)[→地図
13:30開場/14:00開演
[料金]前売¥3,200 当日¥3,500 ブラック団¥2,000
[問合せ]片桐 090-3852-9333

5/31(土)
「鮨芳・山口照夫(照さん) 稼業引退記念花会」

浅草ヨーロー堂[→地図
12:30開場/13:00開演
[出演]快楽亭ブラック、川柳川柳、唐沢俊一
[料金]¥2,000
[予約・問合せ]ヨーロー堂 03-3843-3521

6/14(土)
「快楽亭ブラック毒演会」

浅草木馬亭[→地図
17:30開場/18:00開演
[料金]前売¥2,200 当日¥2,500 ブラック団¥2,000
[予約・問合せ]ブラック 03-3803-3324

7/12(土)
「快楽亭ブラック毒演会」

浅草木馬亭[→地図
17:30開場/18:00開演
[料金]前売¥2,200 当日¥2,500 ブラック団¥2,000
[予約・問合せ]ブラック 03-3803-3324

7/26(土)
「快楽亭ブラック毒演会」

トリイホール(大阪)[→地図
13:30開場/14:00開演
[料金]前売¥2,200 当日¥2,500 ブラック団¥2,000
[問合せ]トリイホール 06-6211-2506

最新情報

■CD全集第二弾『ふたたび借金男』リリース中!!
さらにパワーアップして帰ってきたブラック落語全集第二弾! 各¥2,000、全10枚予定となっております。また、前シリーズ『借金男』全10枚も絶賛発売中です。あわせてどうぞ!
【お取り扱い】
・ブラック公演会場 ・紀伊國屋書店新宿本店内ミュージックテイト ・浅草ヨーロー堂 ・横浜ジョイナス新星堂 ・市原栄光堂(京都) ・大十(大阪) ・落語天国(楽天市場)など

■ブラック落語、ダウンロード販売!!
rakugonokura.gif
文化放送の落語音源ダウンロード販売サイト「落語の蔵」にて ブラック師匠の落語音源の販売が始まりました。CD全集とのカブリはなしです。ぜひともチェックしてみてください!

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■ポッドキャスト
(ほぼ)月刊快楽亭ブラック
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■雑誌掲載
助六 Vol.4(二玄社)'06.10
 今、誰も教えてくれない 日本の嗜み「粋ってどんな感じ?」
週刊朝日(朝日新聞社)'06.06.09
 「週刊図書館『ヤバイ話連発の落語集』」
週刊新潮(新潮社)'06.04.20
 「過激すぎる『タブー満載!』初めて落語になった『放送禁止落語』」
BREAK MAX(コアマガジン)'06.01
 「快楽亭ブラックインタビュー」(インタビュアー:吉田豪)
エンタクシー(扶桑社)'06.01
 独占告白手記Part2 救命率三割大動脈乖離手術顛末記「あぁ、生きてて良かった」
EX大衆(双葉社)'05.12
 石井輝男監督追悼「蘇る!エログロ時代劇5作の倒錯官能世界」
BRUTUS(マガジンハウス)'05.11
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サイゾー(インフォバーン)'05.10
 座談会「“取り扱い要注意”〈放送禁止芸人〉大集合」
BUBKA(コアマガジン)'05.10
 「くらたま&ヨーコの恋愛劇場」ゲスト:快楽亭ブラック
エンタクシー(扶桑社)'05.10
 「二千万円借金地獄除名顛末記」

著書


『快楽亭ブラックの放送禁止落語大全2』(CD付)

¥1,800(税込)/洋泉社


『快楽亭ブラックの放送禁止落語大全』(CD付)

¥1,785(税込)/洋泉社


『借金2000万円返済記』

¥1,300(税込)/ブックマン社


『日本映画に愛の鞭とロウソクを―さらば愛しの名画座たち』

¥1,575(税込)/イーハトーヴ出版

ブラックかわら版

浅草の灯よ 六区の芸人「快楽亭ブラック」 07/08/11 (朝日新聞)
快楽亭ブラック渋谷区長選出馬断念 07/04/03 (ZAKZAK)
快楽亭ブラック“マゾ”フェスト発表 07/02/21 (ZAKZAK)
快楽亭ブラック渋谷区長選出馬の“動機” 07/02/21 (ZAKZAK)
快楽亭ブラックが渋谷区長選出馬 07/02/19 (nikkansports.com)
快楽亭ブラック 落語26時間やってやろう 06/04/12 (毎日新聞)
六区の映画館また一つ消ゆ…最後の封切館閉館 06/01/30 (ZAKZAK)
借金、離婚…快楽亭ブラック「おいしい」人生 05/11/04 (ZAKZAK)
5人の弟子“旅立ち”そして師匠は… 05/8/22 (ZAKZAK)
快楽亭ブラック独占告白、笑えなかった苦悩 05/7/14 (ZAKZAK)
映画好き高じ初監督 05/6/13 (読売新聞)

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