快楽亭ブラックの出直しブログ

孤高の落語家にしてディープな日本映画評論家・快楽亭ブラック師匠の情報を発信するブログです

06年9月16日

 あわや自殺の危機!!

 宇野信夫の「人情噺 小判一両」は、浪人をしても希望を捨てず生きていた侍が、八百屋に身の上話をしたら同情され、小判一両貰ったのに、俺は八百屋に金を恵んでもらう程落ちぶれていたのかとショックを受け切腹するという物語だ。

 「ラ・マンチャの男」も自分が中世の騎士、ドン・キホーテだと思い込んで旅に出た男に、親類の学者が鏡を突きつけ「よく見ろ、お前は騎士じゃない。気の狂った老いぼれだ」と言った途端にショックを受けて倒れ、死んでしまうという話。

 どちらも自我が強く主観だけで生きている人間に客観を突きつけたら自我が崩壊して死んでしまうという共通点を持つ。自我の強い奴は常に主観しかなく、客観を受け入れない。

 下手に受け入れたら自我が崩壊して死んでしまうから。立川志らくが自分で監督した映画について、あっしや北川れい子先生の批評に耳を貸さないのがいい例だ。

 今日のトンデモ落語会、談之助が前座を頼むのを忘れたというので、なら前座なしでやろうと言っておいたのだが、いざ東洋館へ行ってみたらキウイと小らくがいた。キウイがあっしに「いつもブログ楽しみに読んでいます。携帯が壊れたと思ってフラ談次に見せたらオフになってただけっていう話には笑いました」だって。

 ギョエー、キウイに馬鹿にされたぜ。日本全国600人以上いる落語家のなかで、キウイに馬鹿にされる奴はあっし一人だろう。いや、1億2千万人の日本人のなかでキウイに馬鹿にされるのはあっし一人だろう。ショック、ショック、大ショック。もしもあっしが自我が強い主観人間だったら、キウイに馬鹿にされたというこの現実に耐えられず即自殺していただろう。自我が強くない客観人間でよかった。

 今日は落語会の前に、川崎市民ミュージアムで田畠恒男監督、山下洵二、藤由紀子主演というどマイナーなメロドラマ「めぐり逢う日まで 純白の巻」「真紅の巻」の2本を見る。フィルム状態悪く激しい雨降り。東洋館は大入りも出番直前「紀子ほめ」のサゲを忘れてしまった。思い出せないまま高座に上がり他のサゲでごまかす。楽屋へ戻ってすぐに思い出した。

 悠仁殿下に将来、金正日の娘を嫁にしよう。

 「そんな事をしたら万世一系の血が汚れる」

 「そのかわりマンセー一系になります」

 だった。打ち上げは魚民で、荘司典子さんが隣りに座るも、飲み過ぎて医者から酒を止められてるって。大酒豪だね。睦月影郎先生を誘っておしどりへ、長野の松澤社長、鯉朝も同行。今日もバナナショーで盛り上がる。1時半に散会、チャリで帰る。
  1. 2006/09/16(土) 23:50:54|
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二代目快楽亭ブラック

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7/12(土)
「快楽亭ブラック毒演会」

浅草木馬亭[→地図
12:30開場/13:00開演
[料金]前売¥2,200 当日¥2,500 ブラック団¥2,000
[予約・問合せ]ブラック 03-3803-3324

7/26(土)
「快楽亭ブラック毒演会」

トリイホール(大阪)[→地図
13:30開場/14:00開演
[料金]前売¥2,200 当日¥2,500 ブラック団¥2,000
[問合せ]トリイホール 06-6211-2506

7/27(日)
「快楽亭ブラック毒演会」

お食事処・楽(名古屋)[→地図
13:30開場/14:00開演
[料金]前売¥2,200 当日¥2,500
[予約・問合せ]090-3852-933 片桐またはメール kblack.nagoya@gmail.com

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■CD全集第二弾『ふたたび借金男』リリース中!!
さらにパワーアップして帰ってきたブラック落語全集第二弾! 各¥2,000、全10枚予定となっております。また、前シリーズ『借金男』全10枚も絶賛発売中です。あわせてどうぞ!
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・ブラック公演会場 ・紀伊國屋書店新宿本店内ミュージックテイト ・浅草ヨーロー堂 ・横浜ジョイナス新星堂 ・市原栄光堂(京都) ・大十(大阪) ・落語天国(楽天市場)など

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エンタクシー(扶桑社)'05.10
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『快楽亭ブラックの放送禁止落語大全2』(CD付)

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『快楽亭ブラックの放送禁止落語大全』(CD付)

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