快楽亭ブラックの出直しブログ

孤高の落語家にしてディープな日本映画評論家・快楽亭ブラック師匠の情報を発信するブログです

05年10月17日

 日刊スポーツの原稿「関の弥太っぺ」2を書いてから台東区役所へ。滞納した国保50万明日までに払わないと差し押さえと脅されているので言い訳に来たが、間違えて他の書類を持ってきてしまった為、本日は交渉は断念、8月分1万5千円だけ払って浅草へ。日本信販の金、東京かわら版の広告費、公共料金締めて8万円を払い、浅草世界館へ。成人映画3本立を見るのだ。

 「真珠夫人・ぬがされた肉襦袢」菊池寛の「真珠夫人」ではなく、戦争中に軍人の妻がオマンコの中に真珠を入れる話。普通男がチンチンに入れるんだけどね、真珠。協力、睦月影郎とあった。きっと軍服を貸したんだろう。

 「不倫の罠・貫通」はにっかつロマンポルノ、黒木玲奈、中川みづ穂、水木薫、江崎和代のB級スターの顔合わせが嬉しかった。この映画館、ピンクだけでなくロマンポルノをもっと上映して欲しいぞ。

 今日のお目当は「ふたり妻・寝室の淫らな匂い」荒木太郎監督作品で、主演の淡島小鞠はあっしが出たホモ映画の脚本を書き、助監督をしていた小姐だ。知ってる女の裸を見るのってなんだか興奮する。

 いきなり三上寛が出てきてびっくりした。

 荒木監督、大林宣彦組の脚本家、内藤忠司に安く脚本を書かせたり、あっしを使ったりどういう人脈なんだ。

 ミエが後輩のサラリーマンに「結婚ていいもんですか?」と聞かれ「結婚生活に入ることをハッピー・エンドっていうだろ。あれはハッピーがエンドするってことなんだ」というセリフに吹き出した。

 物語は倦怠期の三上寛の前に現われた謎の少女、淡島小鞠は、実は彼の奥さんの若い頃の姿だったというピンク版「さびしんぼう」。

 でも娘時代が大阪弁をしゃべっていて貧乳、中年になると標準語で巨乳ってのはちょっと無理がある。元ネタの「さびしんぼう」の良さが活かしきれていない。脚本は誰だろう。まさか「さびしんぼう」を書いた内藤忠司が自らの名作を汚すようなことをする筈ないしと思っていたら、脚本は三上紗恵子、つまり主演の小姐でした。あっしの出たホモ映画もそうだけど、脚本下手過ぎ。あのセリフ以外見るものなし。

 浅草小学校裏の焼鳥屋でランチの親子丼を食べたらこれが大当り、トロトロの親子にひじきと冷奴にみそ汁が付いて650円。安くてドーモすいません、贔屓にしちゃうぞ。今度は鳥チャーシュー丼に挑戦民主主義人民共和国。

 いつものチケット屋で入浴券10枚3700円を購入してラピュタ阿佐ヶ谷へ。上映前に見知らぬ男から挨拶される。講談の旭堂南湖だって。彼の名は唐沢俊一さんから聞いたことがある。上方講談の異色派で、サスペンスやミステリーが得意だそうな。「ミステリー寄席」をやってくれたら推理作家協会が後援すると言っていたのを想い出し、彼のスケジュールを聞く。来年2月に両国広小路亭で独演会をするというので、それに合わせて企画してみよう。

 「おヤエの身替り女中」商店街の福引で温泉旅行が当ったおヤエさん、ご主人に休みを貰って熱海に行って、温泉女中をしていた幼な馴染にあい、キトクの父を見舞う為田舎に帰る彼女の身替りとなって旅館で働く女中版「走れメロス」。

 「おヤエのあんま天国」こちらはおヤエさんが結婚サギ師に引っかかるシリアスな内容も、おヤエさんの客になる藤村有弘のインチキ韓国語が笑える。

 南湖はここまで見て帰る。彼に女の弟子が出来たら旭堂萬湖にしたいね。

 「ジャズ娘誕生」江利チエミの伊豆大島のアンコがドサ廻りの楽団に拾われ、やがて東京でスターになる話。楽団の二枚目役がデビュー直後の石原裕次郎。まだ歌手デビューの前なので、演奏とダンスだけなのが物足りない。

 見終わってあわてて帰るとプレーオフ8回に間に合った。ロッテ優勝、残念。あっしを裏切ったバカちゃんが3千円儲かったのが口惜しい。まあいい、3千円分おごってもらおう。
  1. 2005/10/17(月) 23:47:47|
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二代目快楽亭ブラック

公演案内

5/17(土)
「快楽亭ブラック毒演会」

トリイホール(大阪)[→地図
13:30開場/14:00開演
[料金]前売¥2,200 当日¥2,500 ブラック団¥2,000
[問合せ]トリイホール 06-6211-2506

5/18(日)
「快楽亭ブラック毒演会」

お食事処・楽(名古屋)[→地図
13:30開場/14:00開演
[料金]前売¥3,200 当日¥3,500 ブラック団¥2,000
[問合せ]片桐 090-3852-9333

5/31(土)
「鮨芳・山口照夫(照さん) 稼業引退記念花会」

浅草ヨーロー堂[→地図
12:30開場/13:00開演
[出演]快楽亭ブラック、川柳川柳、唐沢俊一
[料金]¥2,000
[予約・問合せ]ヨーロー堂 03-3843-3521

6/14(土)
「快楽亭ブラック毒演会」

浅草木馬亭[→地図
17:30開場/18:00開演
[料金]前売¥2,200 当日¥2,500 ブラック団¥2,000
[予約・問合せ]ブラック 03-3803-3324

6/22(日)
「快楽亭ブラック・唐沢俊一・旭堂南湖 三人会」

お食事処・楽(名古屋)[→地図
13:30開場/14:00開演
[料金]前売¥3,200 当日¥3,500
お求めはチケットぴあにて

7/12(土)
「快楽亭ブラック毒演会」

浅草木馬亭[→地図
17:30開場/18:00開演
[料金]前売¥2,200 当日¥2,500 ブラック団¥2,000
[予約・問合せ]ブラック 03-3803-3324

7/26(土)
「快楽亭ブラック毒演会」

トリイホール(大阪)[→地図
13:30開場/14:00開演
[料金]前売¥2,200 当日¥2,500 ブラック団¥2,000
[問合せ]トリイホール 06-6211-2506

最新情報

■CD全集第二弾『ふたたび借金男』リリース中!!
さらにパワーアップして帰ってきたブラック落語全集第二弾! 各¥2,000、全10枚予定となっております。また、前シリーズ『借金男』全10枚も絶賛発売中です。あわせてどうぞ!
【お取り扱い】
・ブラック公演会場 ・紀伊國屋書店新宿本店内ミュージックテイト ・浅草ヨーロー堂 ・横浜ジョイナス新星堂 ・市原栄光堂(京都) ・大十(大阪) ・落語天国(楽天市場)など

■ブラック落語、ダウンロード販売!!
rakugonokura.gif
文化放送の落語音源ダウンロード販売サイト「落語の蔵」にて ブラック師匠の落語音源の販売が始まりました。CD全集とのカブリはなしです。ぜひともチェックしてみてください!

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 「快楽亭ブラックインタビュー」(インタビュアー:吉田豪)
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 独占告白手記Part2 救命率三割大動脈乖離手術顛末記「あぁ、生きてて良かった」
EX大衆(双葉社)'05.12
 石井輝男監督追悼「蘇る!エログロ時代劇5作の倒錯官能世界」
BRUTUS(マガジンハウス)'05.11
 「好きな映画を語らせろ。」
サイゾー(インフォバーン)'05.10
 座談会「“取り扱い要注意”〈放送禁止芸人〉大集合」
BUBKA(コアマガジン)'05.10
 「くらたま&ヨーコの恋愛劇場」ゲスト:快楽亭ブラック
エンタクシー(扶桑社)'05.10
 「二千万円借金地獄除名顛末記」

著書


『快楽亭ブラックの放送禁止落語大全2』(CD付)

¥1,800(税込)/洋泉社


『快楽亭ブラックの放送禁止落語大全』(CD付)

¥1,785(税込)/洋泉社


『借金2000万円返済記』

¥1,300(税込)/ブックマン社


『日本映画に愛の鞭とロウソクを―さらば愛しの名画座たち』

¥1,575(税込)/イーハトーヴ出版

ブラックかわら版

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